芸術鑑賞会でクラシックバレエの公演が行われました!
11月10日、毎年行われている行事である芸術鑑賞会が行われました。
今年の演目はクラシックバレエ。
舞踊家・振付家であり、谷桃子バレエ団や新国立バレエ団を経て、現在はカンパニー《未國》を中心に活躍されている前田新奈さんが演出を担当してくださり、国内外で活躍するプロのダンサー6名を集め、バレエ作曲家チャイコフスキーに焦点をあてた45分間のプログラムを用意してくださいました。
バレエ初心者の私たちを気遣い、まずは前田さんがバレエの歴史やその身体表現(マイム)の意味について解説してくださいました。
例えば、
片方の手のひらを胸の前に持ってくるしぐさは 「私」
心臓を両手で包み込むしぐさは 「愛している」
などの意味を持っているのだそうです。
こういったマイムによって、バレエはセリフがなくてもストーリーを伝えることができるのですね。
さらに、このマイムの解説には、スイスのバレエ団でのダンサー経験をもつ本学のキャリア教養学科2年生の山崎さんが登場し、実際に動作を見せてくれました!
この解説のおかげで、バレエがぐっと身近なものに感じられ、その後のバレエの公演も華やかさを楽しむだけでなく、ストーリーを理解しながら鑑賞することが出来ました。
45分間という短い時間でしたが、バレエの魅力がたくさんつまった、素晴らしい舞台でした。
学生とのコラボレーションで、素敵な舞台を演出してくださった前田さん、そしてダンサーのみなさん、本当にありがとうございました!