自分の知的好奇心を探れ！～ダウンサイジング～

キャリア教養学科1年生の目玉科目「アカデミックスキルズ」も、後期の第13回目を迎えて、いよいよ大詰め。

現在は、「ダウンサイジング」がテーマ。

ダウンサイジング？何、それ？
そう、あまり聞きなれない言葉ですね。もともとは、装置やシステムなどを小型化・軽量化・小規模化するといったIT用語だったようですが、キャリア教養学科では「自分の興味関心を掘り下げていくこと」として使っています。

2年生になれば「特別研究」といった、いわば少人数のゼミに所属して、自らの興味関心を深めながら、専門的な知識を土台として論文を書いていきます。それが2年間の学びの集大成となります。

ダウンサイジング作業は、この集大成に向かうためのスタート地点に立つことと同じ。まず自分が何に関心があるのか、そこから関連しているキーワードは何か、どんな「ひっかかり」「疑問」とぶつかるのか・・・などなど、自問自答の重要な時間であり、知的な作業です。意外な自分の発見につながります。

1年後の論文を見据えた知的作業に、時間をしっかり確保するというのもキャリア教養学科の魅力なのです。