図書館司書課程1年生が福島県森林自己学習支援事業「只見の森と「たもかく」プロジェクト」行ってきました!
福島県が森林に対する関心と理解の拡大を目的とし、福島県内の大学等におけるゼミ・サークル活動など、グループによる森林に関する自己学習を推進する事業「福島県森林自己学習支援事業」に、1年生の図書館司書課程履修者8名で結成した「只見の森と「たもかく」プロジェクト」グループが採択され、「古本と森」を交換するユニークな事業を展開している只見町にある「たもかく本の街」と只見の森(ブナの森)の現地視察に行ってきました。
令和元年11月4日・5日(1泊2日)只見町にある「たもかく」を見学しました。
「たもかく本の街」たもかく株式会社 代表取締役 吉津 耕一氏から「たもかく」について概要説明を受けた後に、学生から質問「本と交換していますが、森はどのくらい残っているのですか?」、「1年間でどのくらい本が集まりますか?」、「PR方法は?」、「季節ごとの利用者は?」などなど、学生からの質問に丁寧にお答えいただきました。
近年は、インターネット普及により、アマゾン、ブックオフの進出による古本市場の変化や只見町の過疎化による問題等など、困難な課題に直面しているとのことです。
今回の見学を基に、「たもかく」プロジェクトとして、自分たちができることは何かを考え実行していく予定です。
たもかく=只見木材加工組合の略称 頭文字をとって
-
「たもかく」到着
-
吉津さんから説明を受け
-
数えきれない本・本 なんと150万冊
-
古本と交換する「たもかくの所有する森」
「只見の森」を代表するブナ林を見学、雑木林を抜けた先にあるものは?
クリ・ナラなどの雑木林 (古本と交換される森はこのような雑木林です!)
100年目のブナの2次林
ブナ林の美しさに感動! (役に立たない木ブナが洪水対策として町で保存することに!)
スポンジのようにフワフワの林床(水がめといわれる所以)
倒木にブナの芽が・・・