キャリア教養学科 1年 必修科目 アカデミックスキルズ 第4回
レジュメの活用法~レジュメとは何か?~
★大学の学びで重要な位置づけである「レジュメ」について学ぶ
高校生の皆さん、「レジュメ(レジメ)」ってご存知ですか?一般的にレジュメは、「要旨や要約という意味で使われています。書籍や論文の内容を要約した資料、またはセミナー・講演会、授業のゼミや勉強会などで配布する発表の要点を簡潔にまとめたもの」をいいます。
ですが、この言葉の意味には重要な視点、軸足が不足しています。それは、
For you です。
自分のために書いたりまとめたりするノートテイキングと異なり、レジュメは「だれかのために」まとめるのです。つまり、レジュメを受け取った方が分かりやすいように、理解しやすいように書くことが、大変重要です。
今回のアカデミックスキルズでは、「レジュメ」を効果的に作成するツボを、キャリア教養学科専任講師の元井貴子先生から学びました。
ご覧の通り、今回は、特に皆真剣に講義を受けています。
なぜなら・・・・・次回のアカデミックスキルズで、各自が作成したレジュメを元にプレゼンテーションをするからです。
レジュメ作成の資料は、船曳建夫氏の「大学で学ぶということと」(小林・船曳編「新・知の技法」、東京大学出版会、1998、pp.232-238)です。
皆同じ資料を使って、各自レジュメを作成します。
元井先生は、作成のポイントをゆっくり・丁寧に解説し、皆ノートテイキングしながら聴講しています。
解説の後は、配布資料を読み込み、重要箇所を確認したり、学生数名で話し合うディスカッション(小声ですよ)も行いました。
次回のプレゼンテーションで、皆どんなレジュメを作成してくるのか、楽しみですね。