世界を4つに切ると何が見えるか ~編入支援クラス:今日における国際関係の理解~
今回は、読売新聞社の竹内先生からZoomによる2回目の講義を頂戴しました。テーマは「今日における国際関係」です。
前回、学生たちはアンドリュー先生から国際関係を理解するための視座を学びました。そのうえで、今回は「グローバリズムとナショナリズム」「リベラルと保守主義」「右派と左派」など、今日の国際関係の課題を学ぶための概念のレクチャーを頂戴しました。
古代ローマ帝国・カトリック・ウェストファリア条約・EUの発足そしてイギリスのEU離脱やトランプ大統領の登場・・・世界史上のグローバリズムとナショナリズムの大きな流れを把握し、そのうえで、今回はコロナショックが私たちにどのような転機をもたらしたのかを考えました。
中国の台頭、「大きな政府」の存在、SDGs、バイデン政権の誕生・・・私たちの社会は本当に大きく変わってきています。しかも加速度的に・・・。
国際社会の構成員の一人として私たちは、どのように社会の動向をジブンゴトとしてキャッチし、どのようなアクションにつなげるべきか問われてきています。
講義を受けた後は、学生たちには当然のごとく「小論文の課題」が課せられます。
さて、非常に高次で広義で、社会的文脈の解釈力が問われていくテーマに学生たちはどのように答えていくのでしょうか。添削するほうも覚悟が必要となりますね。