キャリア教養学科　 【アカスキ・ぐるぐる】「成長に〇〇は禁句」～生涯学習って何？～

　キャリア教養学科の特徴的科目である「アカデミックスキルズ」。専門分野が全く異なる先生方の教室を回って講義を受ける「ぐるぐる」も早1か月です。
　今回は「教育学」の担当をされている三瓶先生の講義「成長に〇〇は禁句」をご紹介しましょう。
　
　三瓶先生は「生涯教育学」「社会教育学」を専門とされています。この日は、先生から出された問いは「生涯学習のイメージは？」「ねぇ、何のためにみんなは学んでるの？」「人生100年時代と言われているけど、セカンドステージって何？」というもの。
　
　一つ一つの問いについて、ある動画を見ながらミニグループで意見のシェアをしあいました。学生の一人からは「時代の変化が速いので、それに乗り遅れないために学び続けなきゃならないと思います。その学び方を学ぶために、今短大に通っています」という、なんとまぁ、模範解答的なすごいコメントがあったりして！！
　
　まさに今はコロナ禍で先行きが見えにくい社会です。そして学生たちが社会人になって働き盛り世代を経てシニア世代になる頃には、もっともっと時代の変化が高速化となり、知的格差が広がる可能性もあるでしょう。生涯学習とは、学びによって生きがいを創出する側面もありますし、日常生活や地域社会の充実化も目指せますし、社会から脱落するリスクを減らすものでもあります。
　
　学生たちには自分なりの学び方を習得し、学び「続ける」意識を持って自己実現を目指してほしいものです。