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キャリア教養学科 生涯学習を地域に結び付ける人たち ~「生涯学習概論」:福島市生涯学習活動推進員とのインタビューワーク~


今回の「生涯学習概論」は、福島市生涯学習活動推進員の会の5名のみなさんに来ていただきました。キャリア教養学科の学生たちと推進員のみなさんとインタビューワークです。

まずは学生たちと推進員のみなさんに分かれて、「ゴール設定タイム」の確保です。
学生たちは既に地域の生涯学習の取り組みについてレポートを執筆していますし、質問をいくつか作っていますが、「これだけはグループとして吸収・獲得しようね」というゴールは設定していません。一方、推進員のみなさんも「学生にこれを聞いてみよう」という打ち合わせが必要です。だから、この「ゴール設定タイム」は重要なのです。

次はいざ、インタビューワークへ。
付箋を使って、生涯学習を軸にした多世代交流です。学生たちは生涯学習講座の企画で心掛けていること、推進員になって変容したこと、地域や世代の課題などを尋ね、推進員のみなさんは若者の関心ごとや多世代交流の障壁などを質問していたようです。

学生たちの振り返りシートを読むと、最も多かったキーワードは「出会い」でした。
生涯学習を通して地域活性をするには、「出会い」が最も重要なキーワードであり、その出会いから自らの役割を見つけて、さらに学習や活動につなげていくという循環を形成していくことに気づいたようです。

中には「キリスト教学の隣人愛と関連づけられると考える。推進員の方々から話を聞いて、生涯学習とは誰でも歓迎されていると今までよりも一層強く感じることができた」「生涯学習活動推進員の会の方が『一期一会』という言葉を何度もおっしゃっており、これはキャリアマネジメントでいう計画的偶発性理論と繋がっていると感じた」と他科目と結び付けた学生も・・・。

リアルな声を聴くことほど生きた学びはありませんね。
人生100年時代。継続学習、生涯学習がより重視される時代です。今回の出会いを学生たちはどのように糧にしていくのでしょうか。

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