「頑張りたい自分」を言語化してください！ ～合格した先輩からの熱いメッセージ～

　今回の「キャリアデザインⅢ」編入支援クラスは、本学キャリア教養学科を卒業して、福島大学の行政政策学類へ編入合格した佐久間先輩から、合格体験記と四年制大学と短期大学の違いなどのお話をうかがいました。
　
　現在福島大学の4年生として在籍している佐久間先輩は、就職活動も一段落して、卒業論文の研究（社会教育・地域づくり分野）に邁進しているそうです。
　
　今回の講義のためにたくさんのパワーポイントを作成してくれた佐久間先輩ですが、その内容も体験談に基づく情熱的かつ論理的な内容でした。
　
　本学に入学した時から既に編入受験を決意していた先輩は、行政の現場を少しでも見たいと1年次の夏休みには市役所のインターンシップに自ら応募したそう。そして1年次の後期には地域の学習センターと本学のコラボである「ジャンボパフェプロジェクト」実行委員になり、短大生活の成果を数値で残せる経験の重要性を熱く語ってくれました。
　
　研究テーマも既に短大1年次の1月には決めており、自分の研究テーマの焦点化・具体化を早めにしておかなければ編入先への志願理由書作成は難しいことも、自分の体験談として後輩に話してくれていました。
　
　興味深かったことは、「頑張りたい自分を言語化してください」というメッセージです。「なぜ自分は四年制大学へ編入したいのかというのは、自分の人生の分岐点と向き合うことですから、自分に納得できるように言葉にしてください」とのこと。
　
　編入受験に使っていた問題集やノートなどを在学生が熱心に見ており、質問も多々。
さて、あとは現在の短大生が結果を出す番ですね。先輩のように、努力で結果を出してくれることを期待しましょう。