「令和 4 年度 実習報告会」を開催いたしました。

　こども保育コースでは、すべての実習を終えた2年生がこれから実習を行う1年生を対象に実習で得た学びを伝える「実習報告会」を毎年行っています。今年度は11月26日（土）10時から約2時間、定期的な換気等の感染予防対策をしっかりと行いながら、2年生と1年生が対面式で保育について語り合い、交流を深める機会として設けました。2年生はゼミ毎にグループを作り、事前に授業内で役割分担や会の進め方、内容、準備物、冊子作りに至るまで「どのようにして1年生へ伝えるか」を考えながら一生懸命準備を進めてきました。5つの実習を終えた先輩たちの実習生としての心構えや保育観といった現 場で得た「生の声」は、後輩の1年生たちの目を輝かせ、1年生たちは保育や実習に対するイメージをさらに明確化できたようです。学生たちそれぞれに心を動かされたとても有意義な時間となったようです。
　2年生のみなさん、実習そして報告会、お疲れ様でした★
　1年生のみなさん、これからの実習、頑張りましょうね！

　緊張の面持ちでいる1年生にそっと寄り添い、優しく声をかける2年生の姿は、まさに子どもに寄り添う保育者そのもの。さすが実習を経験してきた方々だなと教員として感心し、同時に誇らしくも思いました。2年生にとっては自分の実習を振り返る機会、自分自身を見つめる良い時間になったのではないでしょうか。保育者としての要素がしっかりと身について逞しくなっています。それも実習先のご指導の賜物かとも思います。大事に育ててくださった実習先には本当に感謝です。


　ゼミごとに色々と工夫を凝らしていて個性豊かな報告の場となりました。時には同年代の学生たちだけの感覚で、保育について真摯に向き合い、とことん話し合う時間を持つことって、実はとっても大事なのですよ。時折笑いも交えながら、和気あいあいとしたあたたかな雰囲気で保育観をインプット＆アウトプットできた素晴らしい実習報告会となりました。
みなさん、自分の夢を大切にしてくださいね。