キャリア教養学科【編入支援クラス】「国際秩序」を考える ~「国際秩序」は何のためにあるのだろう?~
編入支援クラスでは、小論文対策のために多様な知識を学びます。今回は、読売新聞の竹内先生とZoomをつないで、「国際秩序」について解説をいただきました。
ロシアによるウクライナ侵攻によって、私たちはよりリアルに「平和の重要性」を感じています。竹内先生よれば、国際秩序とは「平和」を維持するために枠組みとのこと。
でも、この枠組みをしっかり理解するためには、実は1618年~1648年の「三十年戦争」とその講和条約である「ウェストファリア条約」という世界史の転換点を知る必要があるのです。歴史は暗記科目で、年号や人物名などを覚えるのが苦手だった・・・という方もいるかもしれませんが、歴史は現在と「地続き」であり、現在に大きく影響を与えているものなのです。
後半は、アメリカ主導の国際秩序の背景の理解、そして欧米-日本-中国-グローバル・サウスの今の世界情勢について学びました。どのような国がどのような外交政策を持って動いているのか。今注目されているグローバル・サウスの立場によって、世界はどう動くのか・・・などなど。
ニュースを見ていても普段は意識していないことかもしれませんが、編入支援クラスではしっかりと世界情勢を理解する知識を学び、自分の意見を小論文として述べることを課題とされているのです。