【こども保育コース】遊びを計画しよう~こども保育コース1年生「保育基礎演習」~
こども保育コース1年生が前期に履修する科目の1つに、「保育基礎演習」があります。科目名の通り、保育の基礎を学ぶ科目です。
全15回の授業は7月末で終わりましたが、4月から、本学の敷地内で行われている「親と子のひろば」、「さくらっこ広場」に参加したり、市内の認定こども園へ行ったりするなど、実践的な活動も交えながら学んできました。
入学当初は、「保育者はどのような視点で子どもと接しているのか、よく分からない」、「子どもは好きだが、どういった声掛けをすれば良いか悩む」といった1年生もいましたが、前期の後半になると、「子どもを見る目が変わった」、「保護者から、子育てに関する話を聞くことが出来た」、「保育現場の先生がどのような思いで子どもとかかわっているのか、考えるきっかけとなった」など、保育への理解が深まったと思われる声を多く聞くようになりました。
授業の後半では、「遊びを計画する」グループワークにも挑戦しました。テキストの保育現場における事例から、自分達が担任ならば子どもにどういった経験をして欲しいか、興味、関心を持ってもらいたいことは何かを考え、年齢、発達、季節なども考慮しながら計画を立てます。
最後には発表も行いました。聞いていた1年生からは、「さらにこんなことも出来そう!」、「実際に行うとしたら、地域の人にも協力してもらえるかも知れない」など、さらに新しいアイディアも出た発表の場となりました。