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キャリア教養学科【生涯学習概論】人生100年時代の学び方・生き方を聴く ~定年退職後の学び直し・学び重ね実践者・本田さん~


キャリア教養学科の専門科目に「生涯学習概論」があります。
生涯学習とは何か、社会教育と地域の関係とは何か、そもそも学ぶことと自己実現のつながりとは何かを理解しつつ、意見を共有し合う授業です。
 
先週からのテーマは、「リカレント教育とリスキリング」でした。
この概念も社会に少しずつ浸透していますが、実際に具体的なアクションを起こしている人はあまり見かけないような気がしますが・・・みなさんの周辺にはおりますか?
 
さて、今回は警察官人生42年を送り、定年退職後は行政書士になりつつも大学1年生になった本田巌さんにゲストスピーカーとして来学していただきました。現役の警察官時代から今に至るまで、どのような心掛けで人生を送り、「人生100年時代」を見据えていかなる姿勢で学び続けているのか、なぜ大学生になったのかを話していただきました。
 
ちなみに本田さんは、現役の警察官時代から本学の生涯学習センターで開講している「傾聴ボランティア養成講座」も受講し、「傾聴ボランティアさくら」の会員としても活動しています。またゆうに10以上は超える資格を取得し、その知識を多くの場面で活用している方でもいらっしゃいます。
 
本田さんが講話の中で何度も使ったキーワードは「学びは楽しい。楽しすぎる」というものでした。「何か困難にぶつかった時、学ぶことで知識を得て解決できうるし、さらにその知識を他のところに応用できる。そして多くの方々のお役に立つこともできる。こんな楽しいこと、ありますか?」と言うのです。
 
定年退職後の第二の人生あるいは第三の人生を、キャリアオーナーシップの精神に基づいて学びによって充実させている本田さんに学生たちは圧倒されていたようです。
 
学生の振り返りシートには「本田さんの『どこでもドアを開けてみる』という言葉が印象に残った。自分の可能性を広げるためにまずは行動してみることが大切だと言うことに気づかされたためである。どこでもドアを開けてみてすぐに閉めても良いという事、とにかくまずは行動してみる一歩が大切であると気づいた。なにも行動しないままなにも知らないまま時間が過ぎていくよりも、何か行動した結果が良くも悪くも、まずはその行動したということが重要である。」などの声が寄せられました。
 
人生100年時代を見据えて、学び続ける。これがより一層求められる学生の世代には、本田さんの生き方は、一つのヒントになったことでしょう。

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