【五十辺(いがらべ)地域活性プロジェクト】 2年生から1年生へバトンタッチ ~フィールドワークと地域課題の共有~
2022年度の「プランニング入門」からスタートした五十辺地域の地域活性プロジェクト。
この時1年生だった学生は2年生となり、「三瓶ゼミ」としてこのプロジェクトを継続してきました。
三瓶ゼミの前期には、五十辺の子ども祭りにブースを出したり、五十辺地域の氏神様である瀧洞神社の例大祭に参加させていただいたり、本学の文化祭(あかしや祭)に太鼓保存会の子どもたちに参加してもらったり・・・。
さてさて、今度は1年生にバトンタッチの時期がきました。2023年度の「プランニング入門」の履修学生の1年生も、2年生のこの意志を継承していきます。
まず地域活性プランを考えるにあたり、その地域そのものを知らないと始まりません。・・・ということで、まずは自分たちで「観る」「感じる」「気づく」フィールドワークを雨の中でも決行。地域活性の拠点とする瀧洞神社をはじめ、歴史ある住宅街と新興住宅街が混在している広範囲の五十辺地域をぐるっと歩きました。
翌週の授業では、五十辺地域にお住いの中澤さんをお招きし、五十辺地域の現状と課題について講話していただきました。中澤さんには、この1年間ずっと、学生と五十辺地域のコーディーネーターとして非常に重要な役割を担っていただき、「地域と若者をつなぐということの姿勢」を学生たちに示していただいております。
中澤さん曰く、「地域づくりは、何か突飛なことをしても続かない。派手じゃなくてもいい。地道でかまわないから“王道”でいくことが重要だと思う。多世代をつなぐ“線”をみなさんの力で太くしてください。」と、この授業におけるプランニングの課題をだしてもらいました。
去年から続いている五十辺地域活性プロジェクト。先輩たちの実践を踏まえて、1年生はどんなプランニングを提供できるでしょうか。楽しみです。