キャリア教養学科【アカデミックスキルズⅡ】「これをやりたい」へ突き進め! ~起業家・遠藤孝行さんからのメッセージ~
今回のアカデミックスキルズⅡでは、猪苗代町から起業家・事業家である遠藤孝行さんをお招きして、遠藤さんのこれまでの人生や実績そしてモチベーションの根底にある想いをお話していただき、自分を変えることとは何かを学びました。
シェアキッチンの運営や小学生へのプログラミング教育、シーシャを中心とした交流サロン経営など多岐に渡る事業の代表を務めながらも、いまでもプログラムコードを書き様々な開発の第一線に立つプログラマーの遠藤さんですが、大学生まではコミュニケーションが苦手で、自分の意見が言えなかった青年だったそうです。
大学3年生の時に「これじゃ、ダメだ。自分を変えたい」と一念発起し、単独の海外旅行を決行。それからカナダへ語学留学をして、強制的に自分から情報を取ったり、話したりせざるを得ない環境に身を置き、大きな成長と変容を獲得したんだとか。
そこから東京でエンジニアとして働いた後、故郷・福島の震災からの復興・地域づくりに尽力したい思いから、猪苗代の地域おこし協力隊でITスキルを活かし活躍。そこから多くの事業を立ち上げ、来年にはアメリカでも活躍を計画しているとのこと。
「何かやりたい」と思ったら、そうするにはどうすればいいのかをブレイクダウン(因数分解)をして熟考することが重要だと遠藤さんは言います。また「社会性」=「自分がやりたいこと、やっていることが社会に意味があると実感できるか」をも重視することも伝えてくださいました。
最後に・・・。
多くの失敗は当たり前。むしろ失敗を通じて「失敗への耐性をつくってほしい」という起業家だからこその強いメッセージは、多くの学生に勇気を与え背中を押してくれたようです。
遠藤さん、ありがとうございました。今後のご活躍をお祈りしています。