【福島学】 南相馬「かやのきファーム」で農産物の六次化に挑戦!
10月24日(土)、「福島学」履修学生のうちの7名(キャリア教養学科&生活科学科)が、農業の復興支援を体験しました。朝9時に短大を出発し、南相馬市のかやのきファームに到着すると、かやのきファームの代表只野孝一さんが笑顔で迎えてくださいました。只野さんから説明を受けた後は、さっそくファームで植えている「ガーデンハックルベリー」の収穫作業です。「ガーデンハックルベリー」は、見た目はブルーベリーのようですが、ナス科の植物で生食には適さず、ジャムやソースにして食べます。
収穫の後は万葉ふれあいセンターに移動して、学内で試作・検討を重ねてきたかやのきファームの野菜を使った加工食品の試食会を行いました。試食会には、かやのきファームのスタッフの他に、南相馬市鹿島区役所長の大谷嘉洋氏、福島県相双農林事務所地域農林企画課の齋藤光氏、NPO「郷づくり颯創」代表の五十嵐弥生氏も参加されました。学生達のアイディアで完成した「トマトトンべ」と「プチトマトのアヒージョ」を使った料理を口にしたみなさんは、「トマトの味が生きている」「こんな使い方があるなんて気づかなかった」と絶賛してくださいました。
試食会後は再び移動、常磐自動車道南相馬市サービスエリア内の「セデッテかしま」で、来場者されたみなさまにも試食をしていただきました。「おいいしいね。これはどこで買えるの?」という嬉しい声もあり、「福島学」の学びの目標の一つである「地域貢献」「福島復興支援体験」を実感することができました。