先輩は今? キャリア教養学科2014年度卒業生の緑川沙智さんの活動が、東京新聞に掲載されています!
キャリア教養学科を一昨年、2014年度に卒業し、難関を突破して宇都宮大学国際学部に編入学した緑川沙智さん(白河旭高出身)の活動が東京新聞にて報じられました。
緑川さんは、熊本県南阿蘇村で、熊本地震の被災者の支援要望を聞き取る活動に取り組んでいます。以下に記事の一部を引用します。
緑川さんは四月末から五月初め、現地の社会福祉協議会などが南阿蘇村に設けたボランティアセンターの一員として参加した。「暑いですが、熱中症は大丈夫ですか」。村内の民家を一軒一軒訪ね、被災地の現状を目の当たりにした。
「片付けの人手が足りない」との声があれば、その場でセンターに連絡し、人手や日程を調整。全国から駆け付けたボランティアと現地の要望をつないだ。
大野暢子. “【栃木】 「被災地の現実を伝えたい」 宇都宮大の緑川さん、南阿蘇での活動語る”. 東京新聞 TOKYO Web. 2016-07-21.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201607/CK2016072102000179.html, (参照 2016-07-21).
現在こうした活動を行っている緑川沙智さんの、桜の聖母短期大学での特別研究の内容は、「多文化共生社会に求められる防災・減災への取り組み」と題し、災害時における外国籍住民への情報提供・避難支援を分析したものでした。ここに掲載した写真は、制服からもわかるように在学中の緑川さんの姿です。自らの被災の体験から問題意識を確固たるものとし、学び続けて実際に問題の解決につなげていく姿を、後輩の皆さんもぜひご覧下さい。