調理実習Ⅱ 松花堂弁当について
松花堂弁当とは、中に十字形の仕切りがあり、縁の高いかぶせ蓋のある弁当箱を用いたものです。
昭和の始め、貴志彌右衛門の大阪(桜宮)邸内の茶室「松花堂」で茶事が催された折、後年日本屈指の名料亭「吉兆」の創始者となる湯木貞一に、この器で茶懐石の弁当をつくるようにと命じたのがはじまりであるといわれています。
今日は、エルティの和食料理長佐々木邦男先生に来ていただき、本格的な松花堂弁当を学びました。
日頃、自己流で焼いている玉子焼きも、だしの割合、焼き方等基礎から教えていただきました。
かぼちゃをつぶして、鶏つくねを包み、さらにあられをまぶして油で揚げる「南京まんじゅう」
鰆の幽庵焼きはコンベクションオーブンで焼き上げて完成です。