「女性の力」ってどこにある? ~かっこいい生き方の女性から探そう~
皆さんにとって、「かっこいい生き方」をしている女性って誰ですか?
キャリア教養学科の入学前課題は、「かっこいい生き方をしている女性を一人探し、レポートにまとめよ」というもの。本日の「キャリア形成論」では、「女性の力」探しを自分が書いたレポートに基づいて行いました。
今や、世界では女性の力は不可欠なもの。しかし日本社会では、まだまだ女性の管理職率は国際的には最低レベルという現状です。その調査データに基づいて、まずはなぜ女性の管理職率が低いのかを考えました。出産・育児をする女性は一時的に会社に出勤できなくなってしまうから、重要なポジションを与えないのでは?という意見や女性は守られるべき存在というイメージがまだ強いのでは?などなど様々な意見が出てきました。
その上で、自分たちが選んだ「かっこいい生き方をしている女性」レポートを読み込み、シェアし、そこに共通する生き方や価値観、行動や思想などをグループで考えていきました。
「赤毛のアン」翻訳者の村岡花子、名女優オードリー・ヘプバーン、女優としても国際支援の側面でも活躍している黒柳徹子、苦しみの中にいる人々へ生涯を捧げたマザー・テレサなどなど、選んだ人物は十人十色。自身のお母さんをかっこいい女性として取り上げた学生も少なくありません。
「キャリア形成論」というこの授業は、「キャリア」特に「ライフキャリア」とは何かを考えながら、なりたい自分の道をどう切り拓いていくかを一緒に学んでいく授業です。自立し、信念を持ち、行動力ある女性がこうして育っていきます。