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【文化人類学】教室から世界の果てまで


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木曜日の2時間目は、文化人類学の授業。
キャリア教養学科の1年生たちは、今日も411番教室から世界に向けて旅をしています。

今回は、福島市から南へ約5,300km。そこには広大な太平洋に浮かぶ「トロブリアンド諸島」があります。パプアニューギニアの東部、あるいはオーストラリアの真上と言ったほうが分かりやすいでしょうか。
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実はここ、文化人類学にとっては非常に重要な場所なのです。近代的な文化人類学は、このトロブリアンド諸島から始まったと言っても過言ではないでしょう。ある一人のフィールドワーカーが、この島にやってきたのは第一次世界大戦の真っただ中。しかし彼が繰り広げた調査は、その後のあらゆる学問と、当時の人びとの世界観を塗りかえるような結果をもたらしました。
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彼の名は、ブロニスロウ・マリノフスキー。日本ではあまり知られていない名前ですが、その業績と、彼が繰り広げた調査(と冒険)の数々は幅ひろい影響を与えて今日に至っています。
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でも、単に「そういう人がいた」「こういうことをした」だけでは、学問ではないばかりか、全く無味乾燥な内容でしかありませんよね。そしてもちろん桜の聖母では、そのような授業はありません。学問は、そこから始まって新たな発見に漕ぎ出すことなのですから。

「えっ、そうなんですか!」「これって、どう思う?」―― さまざまな問いかけと活発な議論を通じて、教室にいながら世界各地の文化を探り、多様な視点と生きかたを学ぶ。そんな授業で、あなたも広い地球を旅してみませんか?
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