COC+事業 せんだいメディアテークと仙台市民図書館、多賀城市立図書館見学報告書
日時;平成30年11月17日 図書館司書課程学生:10名、引率者:2名 計12名
○せんだいメディアテーク
- 市民図書館の老朽化対策、視覚障害者(点字図書館)、聴覚障害者への支援機能を持つ。
- 建物:約130億円 メディアテーク年間費用:約7億円(管理費4億円)
- 仙台市教育委員会生涯学習部生涯学習課 ※市民図書館は市直営
- 複合施設として、各施設の連携により、幅広い活動が展開できる。
- 多額の税金を使っているため、市民に対しメディアテークの成果を見えるようにしていくことが求められている。
- バス停の前、有名な建築家(伊東豊雄氏の設計)による建物であるため観光資源としての価値もある。
- 市民図書館:利用者数年間約26万人、予算5億4千7百万円、蔵書数56万冊以上
○多賀城市立図書館
- まちづくり型図書館 へそのないまち=へそとなる建物。震災からの復興、絆、家
- 運営は、カルチャー コンビニエンス クラブのグループ企業
- 各フロアーのイメージ 1Fリビング、2F居間、3F書斎
- 建設費 20億円、・年間予算 2億7千万円、・蔵書26万冊
- 利用者 1日 平日400人から600人、土・日 約1000人、年間150万人来館
- どの地域でも利用できる。身分証明書のみ提示。・返却ポスト5か所・隣接する書店(蔦屋書店)の本も、図書館に持ち込み読むことができる。・全国から視察が絶えない。今後も各地に建設予定がある。
学生達は、福島県内にはない、指定管理者制度(公益法人)を活用した複合施設としての「せんだいメディアテーク」と同施設に設置されている仙台民図書館と指定管理者制度(株式会社)で経営する多賀城市立図書館と施設の違い、指定管理者制度だからできるサービス等を学ぶことができた。「ふりかえり」では、ほぼ全員がこのような施設や図書館で働きたいと回答している。今回の見学(プレインターンシップ)により、図書館司書という狭き門ではあるが、指定管理者制度による社員採用(司書資格取得者は給与面で優遇)という道があることを知った。に対する職業観がより強くなった。