ノートテイキング ~思考を可視化する技術~
桜の聖母短期大学キャリア教養学科の、今や名物とも言える1年次の必修科目「アカデミックスキルズ。」さまざまな科目や場面で応用可能な学「修」スキルを習得するこの授業では、高等教育機関で必要とされる知的技法を体系的かつ実践的に学びます。
第一回目は、ノートテイキングの意義と、その活用方法について真剣に考え、各ゼミに分かれてディスカッションをしました。
それぞれの個性あふれるノートを比較検討した学生たちに感想をきいてみると・・・
●高校生までの自分は、授業中に先生が黒板に書いたことをただノートに写すだけでした。しかし、「授業のすぐ後には理解できていたはずなのに、テストになると忘れちゃう…」なんてことが多々ありました。それがなぜなのか、今日の授業でわかってスッキリしました!
●短大では、考えるということを重視していきたい。知識と教養を深めつつ、講義中にきちんと考え、ノートをとっていく。そのためにも、ノートには、自分の考えや疑問点も書き出していこうと思う。
●自分らしいノートテイクが大事!自分の言葉でノートテイキングができるように、一年かけて私自身のフォーマットを見つけていく。
などの声があがりました。
ノートとは、自ら学び、問うための効果的なツールです。高等教育機関におけるノートテイキングは、クリエイティブな知的生産作業と言えます。