【キャリア教養学科】アカデミックスキルズ『ぐるぐる』~「心理学」と「音楽」~
全部で9種類の授業を受ける『ぐるぐる』も5回目となった6月21日。
今回は、心理学を担当している築田先生の授業をご紹介しましょう。
タイトルは―「心理学」と「音楽」―となっています。
そう、先生の専門は「音楽療法」という音楽を用いた心理療法を実践することなのですが、音楽療法は、「心理学」と「音楽」がコラボレーションする取り組みなのです。
最近は、医療機関(特に大きな規模の病院)や福祉施設で、音楽療法を取り入れた治療や支援を行っているところも増えてきているため、「音楽療法」も知られるようになってきました。
しかしながら、音楽療法は、いろいろな方法が存在しているため、ここで詳しくご紹介するのは難しいのですが…ひとつ言えることは、音楽療法は、新しい取り組みではなく、数千年前から心をケアする手段として実践されていたことがはっきりしているのです!人間は、大昔から「心理学」と「音楽」が効果的に関係することを知っていたのですね。
その上で、現代の音楽療法は、心の成長を研究対象とする「発達心理学」を理論的根拠としていることから、最後には、「心の成長とは何か」を考える授業となりました。
3拍子の曲で、けっして勇ましい行進ができないことからわかる通り、「音楽は人の心を支配する」と言っても過言ではないほど、私たちの「心」は、日々の生活の中で、音楽に強い影響を受けます。
改めて「なるほど…」という雰囲気に包まれたようでした。
また来週もお楽しみに!