アカデミックスキルズ“ぐるぐる”~「経営」を学ぶ~
学生の学修力強化を目的とした「アカデミックスキルズ」の授業では、9回にわたって“ぐるぐる学習”が行われています。学生は9つのグループに分かれ、“ぐるぐる”と毎回異なった教室を巡り、先生の専門分野に応じた9つのテーマについて学びます。
今回ご紹介する教室のテーマは、経済・経営です。今日の授業では、「経営」に関係する、2つのことについて、みんなで考えてみました。
1つめは、会社やお店を経営するためには、どのようなことを考えなければならないか、ということ。酒屋さんの例(※)を基に考えました。どのようにして商品をたくさん売るか、どのように仕事を分担するか、など多くのことが挙げられました。また、これらのことと、マーケティング、経営組織論など経営学の様々な分野とのつながりについて学びました。
※『ゼミナール経営学入門』(伊丹敬之・加護野忠男著、日本経済新聞出版社)pp.6-9.
もう1つは、江崎グリコ㈱の商品「ポッキー(POCKY)」の売り上げを更に増やすには、どのようにすれば良いか、ということ。新商品の開発(新しい味、パッケージなど)、グッズやキャラクターの開発、人気アーティストとのコラボなど様々なアイデアが出ました。その上で、商品を買ってもらうために、また、買ってもらえる商品を企画・開発するために欠かせないポイントについて学びました。普段お客さんとして何気なく買っている商品を売り手の立場から見てみると、その商品に込められた企業の思いや戦略が理解できるかもしれませんね。
「ぐるぐる学習」は来週、最終回を迎えます。最後にご紹介する授業のテーマは、「わたしの“キャリア”とインフォメーションテクノロジー」。どんな授業か楽しみですね!
*「アカデミックスキルズ」については、コチラをご覧ください
⇒ https://www.sakuranoseibo.jp/skill_list/