アカデミック・スキルズ ~「文章力」に磨きをかける~
キャリア教養学科1年生必修の「アカデミック・スキルズ」は、学生の学修力強化を目的とした科目です。この授業では、大学の全ての科目の学修に必要で、社会人になってからも役に立つ能力とスキルに磨きをかけます。
今日の授業のテーマは、「文章力の養成」。築田先生から、「『読む』と『書く』は呼吸の関係。よく吸う(読む)ためには、よく吐く(書く)ことが重要」(※)と、「読むこと」(前回の授業のテーマ)と「書くこと」の大切さや関係などについて、詳しく説明がありました。
※『本を読めなくなった人のための読書論』(若松英輔著、亜紀書房)pp.55-56.
その後、ベストセラーとなった小説『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著、新潮社)を皆で読み込みました。次の授業では、この小説を題材にして文章を書く練習をします。
日々の勉強、2年生になってから行う特別研究論文の執筆、就職や編入学のための応募・出願書類等の作成・試験、社会に出てからの仕事など、在学中はもちろん社会に出てからも様々な場面で文章を書く力が必要とされ、また、試されます。社会で活躍できるよう、しっかりとした文章力を身につけることが大切ですね。