「この番組、どう思った?」~ゼミで実施。“学生版”番組審議会~
キャリア教養学科の特別研究三瓶ゼミは、生涯学習をメインテーマとして人づくり、地域づくりを研究しています。
COVID-19感染拡大予防の観点から、しばらくはzoomにてオンラインゼミを展開中。
でも、zoomだからこそいろいろ面白いことができることもあります。
今回は、前半に「シティプロモーション」を研究している学生から「20代のテレビ離れ」というメディア論についてのレジュメを共有され、ゼミ生はじっくりと聴講。
そのあと、KFB福島放送のプロデューサーなど制作関係者(5名)がゼミに参加し、「学生版番組審議会」が開催されました。
番組審議会とは、各テレビ局が設置している放送法に定められた機関です。ある課題番組を視聴し、審議委員は番組内容の充実・向上を目指し、意見を出し合う機会になります。本来は学識者などがメンバーになりますが、今回は「学生版」です。事前に学生たちには、ある課題番組を視聴してもらって、それについて“言いたい放題”(笑)、意見を言ってもらいました。
学生たちからは「私たちがテレビ局の方々へ直接意見を言える貴重な機会だった」「より一層、多角的に番組を見ようと思った」「複眼的にモノを見る視点というのは、研究に生かせると思う」などの意見が寄せられました。
一方、テレビ局側からは「若い人達の意見をリアルに聞ける場だった」「こんなにじっくりと番組を見て意見を言っていただいて、ありがたい」などというコメントを頂戴しました。
わずか90分のゼミですが、先行研究の共有やディスカッションやら・・・オンラインゼミでもユニークで充実した時間は展開できるものですね。