キャリア教養学科 鍼灸師の先輩がやってきた! ~2つの学校に行ったから分かる本学の良さ~
「キャリアって何?」「働くって何?」「自分の人生を創るって何?」を考える授業であるキャリア形成論ですが、鍼灸師・阿部すず夏先輩が登壇してくださいました。
キャリア教養学科を卒業した後、難関専門学校に入学し、鍼灸師の国家資格を取得した阿部先輩。今は、鍼灸を通して地域の方々の健康をサポートする側に立ち、活躍されています。
今回は、短大と専門学校という2つの学校で学んだ経験を持つ者だからこそ分かる本学や学科の良さについて、そしてキャリアを創る上でこれから大切にしておくべきことなどメッセージを伝えてくれました。
資格取得を目的とする鍼灸師の専門学校は、基本的に履修すべき科目が決まっています。そして覚えるべき知識が多く、いわゆる暗記型学習が主となります。一方、キャリア教養学科は必修科目が少なく、どのような科目を選択するかは学生自身に委ねられます。しかも「解のない問いかけ」が多く、自分で考えることが求められます。阿部先輩は、受け身で終わらない学びを短大時代に身につけられていたため、専門学校ではその学び方を大いに活用できたとのこと。
また本学の手厚いサポートについても言及してくださいました。本学は、何か分からないことは、教員はもちろん学生支援部や学務部、キャリア支援センターを訪ねれば、何かしらのアドバイスを得られます。「社会人になれば、そんな恵まれた環境は絶対にありません。だからこそ、SOSの発し方、頼り方を短大のうちに学んでおいたほうがいい。語弊を恐れないで言えば、この短大を大いに利用したほうがいい」と1年生に助言していました。
最後に、希望者には鍼灸治療に使用する鍼と灸を見せてくれました。髪の毛の細さに満たない極細の鍼と米粒より小さくして使うお灸。一般的になかなか手に取ってみることができない数々の治療具に学生たちは興味津々でした。