キャリア教養学科【アカデミック スキルズ】 文章力①
キャリア教養学科1年生必修の「アカデミックスキルズ」は、学生の学修力強化を目的とした科目です。この授業では、大学の全ての科目の学修に必要で、社会人になっても役立つスキルや能力を1年にわたって磨き上げていきます。
前回の講義では、加藤先生から読解力についての講義を受けました。今週も引き続き加藤先生から文章の書き方を高めるためのお話をしていただきました。
書く前に、まず読者のことを考えることが大切です。例えば、「読み手が知りたいことを書く」、「読み手が納得するように書く」、「読み手が興味を持つように書く」と「できる限りわかりやすく書く」とのコツを覚えれば、読者は書いたものをより楽しむことができます。
その他、重要な書き方についてのポイントは「一文を短く書く」、「主語と述語をねじれない」、「言葉足らずは、要注意」等でした。
学生からのコメントは以下の通りです。
「修飾語や被修飾語は文を理解する上で情報が増えて想像しやすくなるが文字数を考えていきたい。よって、レポートや振り返りシートでも丁寧に慎重に行うべきである。」
「私は言葉足らずだと、レポート作成の際に自覚している。従って意識的に、読み手の読解力を過大に評価するのではなく、幼い子供でも分かるように伝えなければならないと、考えて作成する必要がある。」
「私は文章を書く際、書きたい気持ちが先行して、長くなる傾向があるからこの点は特に気をつけなければならないと意識した。」
来週のアカデミックスキルズは「文章力②」の続きを行いますが、その後は次年度のゼミで何を研究したいかを決める準備に入ります。