キャリア教養学科　「新聞×地域づくり」を共に考える ～地域形成論：福島民報社吉田さんを迎えて～

　みなさんは、新聞社というとどんなイメージをお持ちでしょうか。地域をくまなく取材し、ちゃんと裏取り・証拠取りして記事にする新聞記者たちが揃っている印象でしょうか？

　でも新聞社には現場に取材する記者以外に、その記事をチェックする人、見出しを考える人、イベントを考える人、企業を訪問して広告を載せていく人などたくさんの役割の人々が働いています。

　今回の「地域形成論」では、福島民報社地域づくり局の吉田さんを迎えて「新聞×地域づくり」を共に考えました。

　吉田さん曰く、情報発信とは人と地域をつなぐ種まき。自分の心が動くのは他人の心も動かせるかもしれないという思いで、特集などを作るそうです。また情報過多社会の今、私たちに問われているのは、その情報をジブンゴト化する理解力と想像力とのこと。

　新聞の魅力は、一度に多様なニュースをキャッチできる一覧性にあります。幅広い情報の中で、まずは「あれ、これ、ちょっと気になるな」という興味がある記事を読み、そして複数の視点から考えてみることから、ジブンゴト化は始まります。

　さっそく学生たちは新聞を開き、興味津々でさまざまな記事を読んでいました。