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「たぶん、セミナー中に50回は笑います」と評判の 参加体験型コミュニケーション


~楽しみながら考える!桜の聖母短期大学キャリア教養学科セミナー~

【私らしいコミュニケーションって?】

 友達や家族、先輩後輩、バイト先…。ふだんのコミュニケーションって、どれくらいスムーズにいってますか?
 人間関係で、以下のように考える人も少なくないかと思います。

・いい人って思われたい。でも本当の自分はちょっと違う
・人と話すのが少しこわい…
・緊張しちゃってうまくいかない
・人にどう思われるかを気にしてしまう…
・相手のことを知りたい・聞きたいけど、でも…
・本音では自分のことをもっとわかってもらいたい

【やって楽しむ!見て楽しむ!】

 2022年夏、キャリア教養学科(CE)セミナーでは「他者とより良い形で関わっていくこと」「失敗を恐れずに自分を表現すること」「自分自身の選択で現実をクリエイトしていくこと」をテーマに、即興パフォーマンス集団 6-dim+[ロクディム]の皆さんを講師としてお招きしました。

 ロクディムはアドリブでコメディをおこなう男性6人ユニット。「この瞬間を一緒に笑おう」を合言葉に、全国各地で公演をしています。

 今回のセミナーは「台本もあら筋も用意しない、自分と相手とのコミュニケーションから即興で物語をクリエイトする」という非常にユニークなスタイルです。会場は学生たちにとってはおなじみの短大第一学生ホール(カフェテリア)。期末試験終了直後の週末にもかかわらず、CE1~2年生が振るって参加してくれました。

(※コロナ感染対策として3密を回避、体温チェック、マスク着用、アルコール消毒、換気を徹底し、通常よりも時間短縮をした上での少人数制開催となります。)

【自分でするしかない】


 セミナー開始直前にインタビューをしたところ、1年生のユミコさんはこう答えています。

 「夏休みに入っちゃうし、今日はとにかく人と話したくて。コミュニケーションは得意な方だって周りからは思われているみたいですけど…、内心はいろいろです。」

 同じく1年生のハルカさんは、参加の意気込みをこんな風に語ってくれました。

 「自分はあんまり緊張しないタイプですね。もし緊張しちゃったら、自分の場合は心拍数の変化ですぐ分かるから、その時は意識して普段よりもゆっくり話すようにしています。料理とか車の修理とかならお金を払えば誰かに代わりをお願いできるけど、コミュニケーションは自分でするしかないじゃないですか。だから今回は何か吸収できたらいいなーって思って申込みました。」

【その場のアドリブでお芝居!?】

「自分とは異なる存在である他者と協力をして物語を創造・共創する機会をつくる」ことを大切にした本セミナーは、ロクディムの楽しいファシリテーションのもと何が起こるか分からない状態からスタートしました。

ドキドキとワクワクが半々くらいのお二人…。


しばらくすると、少しずつですが自然に笑顔がこぼれ始めます。

【「なりたい自分」への一歩】

 セミナー後半にはロクディムによる「ぷちライブ」が行われました。学生たち自らがセリフを書き、舞台に上がる、単なる鑑賞の枠を超えた参加体験型の即興芝居です。


 セミナー終了後、再びインタビューをしてみました。

 ユミコさんは「楽しかった! 入学してからあまり話したことが無かった子とも意外に話せるんだなと思いました!!」との感想を聴かせてくれました。

 ハルカさんは「実際に即興でコミュケーションをしてみて、その場に合わせて柔軟にアイディアを出すとか、自分はまだまだだな…と思った。自分自身のコミュニケーションのクセや特徴って、自分で思っているほど十分理解できてない。だから、今日それに気づけたのがよかった!」と感じたそうです。

 今回のCEセミナーが学生たち一人ひとりにとって「なりたい自分」を見つけるキッカケになってくれれば嬉しい限りです。
自分を知り、他者を知り、そして身近なコミュニティと世界を知る。キャリア教養学科の学びはまだまだ続きます。

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