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キャリア教養学科「自分らしいキャリアの見つけ方」 ~パラレルキャリア(複業)の実践者;一條仁さんから学ぶ~


 みなさんは、『LIFE SHIFT』という本を知っていますか?
 英ロンドン・ビジネススクールの研究者であるリンダ・グラットン氏とアンドリュー・スコット氏が著した本で、パート2も出版されています。この本では、長寿化が続くこれからの社会において、個人や社会にはどんな変化が起きるのか、何が重要になってくるのかが提示されています。
 その変化の一つに「働き方」があります。一つの企業に一生勤めていくという従来の当たり前は、これからは“当たり前”ではなくなって、今後は自分と世界を再発見する「エクスプローラー(探検者)期」、企業勤務、NPOなど多種多様な活動を同時に行う「ポートフォリオ・ワーカー期」、組織に雇われずに独立した立場で生産的な活動に携わる「インディペンデント・プロデューサー期」という3つのステージを循環的に経験するだろうといわれています。
 
 本日のアカデミックスキルズは、まさに「思いやりを拡げる人を増やす!」という自分のミッションを掲げて「ポートフォリオ・ワーカー期」を楽しく、積極的に送っている一條仁さんがゲストスピーカーとしていらしてくださいました。
 
 一條さんは、福祉分野のベンチャー企業に勤めながら、ペイフォワードカフェを社会に浸透させる活動し、さらには福祉活動を伝える講演や研修を行いつつ、その上でなんと専門職大学院の学生でもある・・・という、パラレルキャリア(複業)の実践者です。
 
 本日のテーマは「自分らしいキャリアの見つけ方」です。
一條さんの人生におけるいくつかのターニングポイントとご自身が人との出会いを通じて重要視するようになった生き方のキーワードをうかがいました。また授業の方法も一方的な講義ではなく、Slidoを使った双方向のリアルタイムの質疑応答、学生同士の意見交換なども盛り込まれており、学生たちは1年後の自分のイメージを描きながら、実際今日やること、やれることを模索していきました。
 
 “No worries!”
そう、なんでもとにかく小さなことからやってみよう。失敗を恐れず、チャレンジしてみよう。この言葉、学生たちにズシンと響いたようです。
 
今後の学生たちの成長と具体的なアクションが楽しみですね。


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