【キャリア教養学科】消防団って何? ~地域形成の観点から考える~
さまざまなゲストをお招きすることも特徴の一つになっている「地域形成論」。
そのゲストの目線で「地域を形成することとは何か」を話していただくことによって、多角的に地域について学べることが魅力になっています。
今年度もゲストラッシュに突入しました。
ゲスト第1弾は、福島市消防署職員・佐藤さんです。「消防団の役割とは」というテーマで、地域防災にどれほど消防団が重要かを話していただきました。
地域の消防や防災は消防署員だけではなく、実は「地域消防団」という伝統的かつ自然発生的な地域住民の方々が支えています。佐藤さんは、「消防団とは行動意識の地域貢献集団!」という定義づけて解説してくださいました。
今回のキーワードは「行動意識」。すなわち行動することによって意識が変わることを非常に力説されていました。一人ひとりの行動が周囲へ影響を与えて、その連鎖が防災の第一歩になります。消防団は地域防災を作り上げる重要な行動意識の集団なのです。
桜の聖母短期大学の学生数名は、毎年、福島市の学生消防団員になって地域防災について貢献しています。(現在は、キャリア教養学科2年生3名が現役の学生消防団員として活躍中です。)
さて、今年度も新しい学生団員を募集しているとのこと。
今回の授業を聞いて、地域の防災を守る観点から地域形成をする学生たちが何人応募するでしょうか。
実際に行動する。これは防災においても、自分の地域形成・キャリア形成においても重要なことですね。