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キャリア教養学科 【編入支援クラス】グローバリゼーションと公共標識 ~外国人の目線ではどう見える?~


みなさんは、道路の標識(公共標識といいます)をじっくり見たことがありますか?
それからその道路の標識を、外国人の目線から考えたことがありますか?
 
今回の編入支援クラスは、言語学がご専門の高橋先生においでいただき「グローバリゼーションと公共標識」というテーマをご講義いただきました。
 
グローバリゼーションが進展して、私たちにとって世界が身近になりました。ということは、外国人とも身近になったということです。ところが、日本語という言語は漢字圏以外の外国人には分かりにくいこと、そして外国人にとってはローマ字よりひらがなの方が理解しやすいということが研究で明らかになっているそうです。
 
観光立国を目指しインバウンド戦略を推し進めている日本ですが、ここで改めて道路の標識や周囲の看板を見てみましょう。ひらがなは意外と使われておらず、漢字やローマ字が使われていることが多いということに気づくはずです。
 
高橋先生からは、外国人の方々が生活・観光・旅行しやすい国にするためには、私たちはどのような工夫をなされるべきかという問題提起が行われました。
 
私たちにとっては何も違和感を持たない公共標識。でも、外国人、子ども、高齢者、障がい者が情報に素早く、的確にアクセスできる表示の方法って何だろう?
 
「一見当たり前のことだけど、でも当たり前ではない」という深い問いに、学生たちは多角的に議論していました。今回の講義以降、公共標識の見方が大いに変わるかもしれませんね。

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