MENU
  • 資料請求
  • オープンキャンパス

キャリア教養学科【アカデミックスキルズ ぐるぐる】~統計で経済の動きを探れ!~


お馴染みとなった「アカデミックスキルズ」の「ぐるぐる学習」ですが、最後は和田先生の授業「経済の動きを探る統計分析の あれこれ」を紹介します。
 
まず冒頭で、真夏によく新聞の記事になる「気温が上がれば、ビールの売上がどんどん伸びる」という通説について考えてみました。
 
アサヒビール社が実際に1年間の気温とビールの出荷量の相関性を調べたところ、相関性が認められなかったということです。感覚に基づいた通説は一度疑い、正しいのか実際にデータを使って客観的に検証してみる必要がありますね。
ちなみに、気温とビールの出荷量に相関性が認められなかったのは、寒い冬でも忘年会やクリスマスパーティー、新年会などでビールの出荷量が増える時期があるためという話でした。

その後、統計的検定についても学びました。卒論でアンケートによる標本調査を実施する場合、 統計的検定が必要になるという話でした。また、 経理などの仕事で使えそうな寄与率という統計分析についても説明を受けました。
 
和田先生によれば、統計分析が高校の数学で学ばれるようになったのは、最近のことで、現在重要度が増している学問分野だそうです。今後の学校生活だけでなく、社会に出た時も役立つ統計分析は学生にとって必須とも言えるスキルになりますね。学生も真剣に取り組んでいました。

©Sakura no Seibo Junior College. All Rights Reserved.