人間関係の科学!他者と折り合いをつける技術&理論
キャリア教養学科には、人間関係の仕組みについて科学的かつ実践的に学修する「人間関係論」というユニークな授業があります。
キャリア教養学科二年生の大多数が履修するこの選択科目は、日常の場面で役に立つコミュニケーションの知識と技術を学び、在学中はもちろん卒業後もできるだけスムーズな人間関係を構築していけるようにとの願いを込めて開講されました。
「友人関係に恋愛関係…、家族関係もそうだし、バイト先の人間関係についても学びたい」「人から相談された時どんな風に接したらいいのか、この授業を通して練習しておきたい」「一番は、自分自身とのつき合い方に関して深く知りたい」などなど、学生たちの興味は尽きません。
臨床心理士・公認心理師である後藤先生のグループワークは、様々な自己・他者分析を通して学生同士でじっくり向き合って話し合いを重ねていくのが特徴です。
例えば、授業ではこんな話題について、それぞれの考えを伝え、多様な意見に耳を傾け合います。
●聴き上手な人・打ち明け上手な人
●効果的な問いかけの技術って?
●精神的自立と依存のメカニズム
●自分軸のライフスタイルvs他人に左右されまくりの人生
写真からもおわかりのように、学生たちは深く真面目な内容を真剣な表情で学んでいます。キャリア教養学科ではおなじみの光景です。
生身で直接対話をするからこそのライブ感が伝わるでしょうか。学生一人ひとりが主体的に学ぶアクティブラーニングの一場面でした。