三瓶ゼミ✕五十辺地域活性プロジェクト 子ども祭りに乗り込んで、地域に対するリアルな声を聴いてみた!
キャリア教養学科2年の三瓶ゼミは、生涯学習・社会教育・地域づくり・自分づくりを軸に研究するゼミですが、昨年度の「プランニング入門」から継続プロジェクトして行っているのが「五十辺(いがらべ)エリアの地域活性考」です。
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本学から徒歩で20分もない距離の五十辺エリアですが、非常に歴史ある、そして広大な面積を占めている地域です。この地域を守っている拠点とされてきているのが「龍洞神社」です。神社ですから神事としての秋のお祭りが重視され、これまでは地域の子どもたちも含む「太鼓保存会」がお祭りを盛り上げてきました。
ところが、コロナの影響もあり、お祭りも縮小化・簡易化されてしまい、子どもたちの祭り離れ、太鼓保存会参加数の減少も深刻になり・・・。
そこで三瓶ゼミではチームに分かれて上記の課題についてかかわってきたわけですが、今回は「現地の子供たちのリアルな声を聴いてみよう。吸い取ってみよう」という発案が浮上。「じゃ、子ども祭りに乗り込んじゃえ」ということで、五十辺子ども祭りに1つブースを出店させていただき、龍洞神社大祭のオリジナルチラシぬりえや型抜き、お菓子おみくじというきっかけを作りつつ、子どもたちや保護者のお祭りや神社、地域に関する声を調査。
「お祭りは行きたいけど、龍洞神社は知らない」「でも、太鼓は叩きたい」などなど、対策が考え得るヒントが得られました。
地域の方々が子どもを見守る温かさに触れつつ、神社や祭り
を伝承する重要さを実感したゼミ生たち。これから10月に龍洞神社の大祭、11月に本学の大学祭「あかしや祭」をつなげ、少しずつ地域活性の輪を広げていく予定です。