【キャリア教養学科】令和５年度図書館サービス概論履修者の学びを深める図書館見学会

　８月９日（水）、毎年実施している図書館サービス概論履修者を対象とした全国的にも注目を集めている県内の二つの図書館を見学してきました。
　最初に見学したのは白河市立図書館「りぶらん」です。同館の中沢館長から、「司書になるには、何が必要だろう？？」と題し、事例を交え司書に求められる力は、「本が好きなだけでは足りない」、プラス「人との係り力」が必要であることや、同図書館のビジョンは、「子どもの人生と共に成長する図書館」であることなど貴重なお話を伺いました。その後館長が実演付きで館内を案内してくださいました。同図書館は平日にもかかわらず、多くの市民の方々が利用していました。利用状況は平日は約８００人、土・日は１０００人を超える市民の方々が利用しています。

　次に、須賀川市民交流センターｔｅｔｔｅ（複合施設）内にある須賀川市中央図書館を見学しました。この施設（tette＝テッテ）は、複合施設で、1Ｆに市民活動サポートセンター、2Ｆに「こどもセンター（児童図書コーナー）」、3Ｆ・4Ｆに中央図書館、5Ｆに円谷ミニミュージアムで構成されています。ベテラン図書館司書の菅野様に中央図書館の特色（テーマ排架）など、実務経験を基に丁寧な説明を受けました。最後に円谷ミニミュージアムでの説明を受け、ゴジラの前で記念撮影パチリ。この施設も平日にも関わらず、多くの市民の方々が利用していました。

　以上、今回も「図書館サービス概論の授業での学び」をこの二つの図書館見学により、図書館についての学びをさらに深めることができた一日でした。

図書館サービス概論担当　遠藤