【キャリア教養学科】アカデミックスキルズ ぐるぐる(教育学クラス)
キャリア教養学科のコア科目「アカデミックスキルズ」。この科目は、高等教育機関で学ぶ上での姿勢、特に高校での学習の違い、持つべき姿勢や視点の違い、それから一生涯学び続けるために応用可能なスキルの獲得を目標としています。
キャリア教養学科には6分野の教員がいますが、それぞれがどのような分野を専門としているのか・・・実はその教員の授業を直接受けてみないと分からないことが多々あります。あの先生はどんな研究をしているのだろうか。この先生は、どの分野をどのような切り口で掘り下げているのだろうか。
このようなことを知るために、学生たちは顧問チーム(いわゆるゼミ)ごとに、研究領域の異なった教員の授業を1か月半かけて「ぐるぐる」回ります。今回は「教育学」を研究している三瓶先生のクラスを覗いてみましょう。
三瓶先生のクラスのテーマは、「成長に○○は禁止」というもの。
授業開始からいきなり「みなさんは、どうして学の?」「人生100年時代と聞いて、どう思う?」「短大に入ってから変化したことは?」と矢継ぎ早に質問されていきます。そして80歳でプログラミングを学んだ若宮正子さんのインタビュー動画を視聴し、その感想も共有することに・・・。
教育学というと、どうしても子どもを育てるという学校教育がイメージされがちだけれど、三瓶先生の専門は成人教育学・生涯教育学で、「大人が学ぶということ」を研究されています。「ぐるぐる」の教育学クラスは、知識基盤社会と言われる21世紀は、知識のアップデート力が問われていくことを学ぶクラスとなっています。