【キャリア教養学科】<観光論>地球市民としての第一歩 ~異文化体験が自分を成長させてくれる~
学生たちに人気科目「観光論」。本日は、国内外の留学研修のプログラムなどを企画したり、TOEICやTOEFL JuniorやJET受験の支援などを行っている一般社団法人ATAインスティテュート(仙台市)の青山さんに「異文化理解」についてお話をいただきました。
青山さんは今までで20カ国以上に留学経験をお持ちだそうで・・・。その経験を通じてひしひしと感じたことはグローバル人材育成でした。
ここでグローバル?外国?留学?英語とか難しそうだし、苦手だし・・・と思う人もいるかもしれません。しかし、違います。青山さんが言いたいグローバル人材というのは、「リージョナル(地方)・ ローカル(地域) ・グローバル(世界)を総合して物事を考えられ、日本にいても世界のことを 仕切ることができる」人のことです。
今もこれからも、「高速に変化する」「VUCA社会」で「シンギュラリティ」がいつ起こっても不思議ではない「正解のない」社会は続くでしょう。(1年生必須科目「キャリア形成論」で学生たちは嫌というほど聞いているはず。)だからこそ、21世紀のグローカル社会を生きる人材は、特に「好奇心」と「独自性」が求められて生きます。
さて「好奇心」と「独自性」はどのように身に付けたらいいのでしょう?
それはいわゆる“マンネリの打破”です。いつもとは違うものの出会い、受容、当たり前の再検討・・・その大きな機会を提供してくれるものが異文化理解、そう国や人種・文化を越えて友達を作ることなのです。ここにこれからの未来をよりよく生き、これからの地球をより良くしていくヒントがあります。
もうすぐそこに「学生から社会人」という境界線が待っている学生たちは今までの「枠」を壊し、ちょっと背伸びする空間(ストレッチゾーン)に身を置く・・・その一歩の重要性を青山さんから学び、背中を押されたようです。