【キャリア教養学科】福島市の移住定住+多文化共生の取り組み ~公務員のホンネトークも交えながら~
地域形成を学ぶ私たちにとって、人口減少という大きな課題をジブンゴトにすることは必須です。関係人口・交流人口・定住人口という人口の概念がいろいろありますが、各自治体はどのような取り組みをしながら、人々のつながりをつくり、地域づくりの“戦略”“政策”を形にしているのでしょう。
今回は、福島市定住交流課の伊東さんと安齋さんにお越しいただき、福島市の定住移住と多文化共生・異文化理解の推進の取り組みについて講話をいただきました。
結婚支援をするためにどのような出会いの場を創出しているのか、結婚したとしても生活を充実させるためにはどのような支援をしているのか、それから福島市の魅力を発信して移住・定住してもらうにはどのような政策をしているのか・・・などなど、多種多様なユニークな事業を紹介していただきました。さらには異文化の人々と交流をするための工夫や外国人の方々のサードプレイスづくり事業なども解説していただき、福島市がなぜこのようなことがやれるのかという裏側の話も教えていただけました。
学生にとって結婚や引っ越しはまだちょっと先の未来かもしれないですが、自治体による地域創生政策とは何かを知るには貴重な機会となったと思います。
さらに、公務員のホンネもあちこちちりばめていただき、就職活動を目の前に控えている短大生にとっては、ここが一番刺激になったかもしれません(笑)。
ともあれ、自分たちのまちに多くの人々が関わってくれること。これが地域形成の土台であることは間違いありません。