【キャリア教養学科・特別研究Ⅱ】 福島県の課題を考えよう ~女性が住みたい福島にするために~
キャリア教養学科では2年次に特別研究という科目があります。
この科目は、多様な専門分野をお持ちの先生方のゼミナール方式で自身の選んだテーマの研究をしていく科目です。
今回は、ゼミナール特別編として、福島県議会議員や県内の市町村議員、県内有数の企業役員等、早々たる先生方をお招きし、福島を考える企画を実施しました。
この企画に参加したのは、三瓶先生と佐藤先生と元井先生のゼミです。
今回の企画では、女性が住みたい福島県にするための案を探求することがテーマでした。
福島県では、若年層女性の人口流出が大きな問題となっています。つまり、本学の学生たちと同世代の人たちが県外に行ってしまうケースが多いのです。
県内の議員の先生方からは、若い世代の女性たちの意見を聞きたいという要望が多く寄せられています。
そこで、今回、キャリア教養学科2年生を対象に議員の先生方と意見交換をしてみる企画を実施いたしました。
どんな内容だったのでしょうか?
当日の様子をレポートしたいと思います。
グループに分かれ、タッグを組む先生方とご挨拶をします。先生方は名刺を下さいます。
1年次のビジネス実務という科目で学んだとおり、両手で名刺を受取り、自己紹介をしていました。議員の先生の名刺を頂くことも貴重な体験です。
挨拶をすませたら、早速、本題へ。
「若い女性が県外に行ってしまう原因は何か?」「改善案は?」等について議員の先生方と学生が積極的に意見を出し合います。
ある程度、議論が進んだらホワイトボードにまとめてみます。
ホワイトボードにまとめることで、皆の頭が整理され、議論の質が飛躍的に上がります。議論はますます盛り上がります!!
こんなに凄いホワイトボードが出来上がったグループも!
最後は、グループごとにプレゼンテーション。
議員の先生方を前にしても、楽しく堂々とプレゼンできていました。
「県外に行った女性たちが戻ってくる政策を考えていくべき」「賃金の引き上げが重要」「若い世代の意見を発信できるシステム作りをすべき」等々、グループの個性を生かした提案が多く寄せられました。
さすが2年生!!
最後は、ご一緒させていただいた先生方との交流の時間。
議員の先生方とも打ち解け、政治に興味を持てた様子でした。
キャリア教養学科では、これからも福島県の課題について考え、発信していく予定です。
どうぞお見逃しなく!!