【キャリア教養学科】アカデミックスキルズ:~パワーポイント活用法と課題発表~
第4回目のアカデミックスキルズの授業では、佐藤佳子先生の講義によりパワーポイントを活用したプレゼンテーションの方法について学びました。
まず、「発表者ツール」を使った様々なプレゼンテーションの方法についての講義がありました。「ノート」という機能を使うと、発表者のパソコンの画面上には発表する原稿内容が表示されているのですが、聴衆が見ているスクリーンに映し出される同じ資料には原稿内容が表示されません。ですから、発表者は聴衆に知られずに原稿を見ながらプレゼンテーションを行うことができます。また、「記録」のところからスライドショーで録音しながらプレゼンテーションをすることにより、スライドショーに音声を入れることもできるということです。さらに、AI アシスタントツール「Copilot(コパイロット)」を利用すれば、チャットで指示するだけで資料の原案の作成、要約、画像の追加ができるようになるなど、プレゼンテーション用資料を効率的に作れるそうです。
次に、デジタルポスターの作成についてです。パワーポイントには、豊富なテンプレートやデザインオプションが用意されており、魅力的なポスターを作成することができます。また、エクセルやワードでは、テキストや画像の配置に制限がありますが、パワーポイントでは要素を自由に調整することができ、レイアウトの柔軟性が高く、自由な配置やサイズの設定が可能です。そして、デジタルポスターの技術は、デジタルサイネージと言われるデジタル掲示板などにも使われています。
最後に、1年生のゼミ選びの参考となる先生方の研究に関わる関心事について話を伺いました。キャリア教養学科の先生方は専門分野が様々なので、教育、経済、法律、情報、心理、英語と多岐にわたる話を聞くことができました。先生方の話をまとめてみると、多様な情報に常に関心を持って耳を傾けていれば、たくさんの学びのヒントがあるということに気づくということでした。次回の授業では、先生方の話を踏まえて、学生たちが「わたしの学術的興味&関心」というテーマでプレゼンテーションにチャレンジします。