地域を創るシュミレーション ~地域形成論~
キャリア教養学科1年生の選択専門科目に「地域形成論」という授業があります。
「コミュニティ」という言葉、よく聞くけど、それって何だ?
「地域」という言葉、よく使うけど、本当に意味を知って使ってるのかな?
地域やコミュニティをしっかり考え、地域貢献をするには、地域づくりをするにはどんな視点や行動が必要なのか・・・を学ぶ科目です。
今回は、グループ対抗ジグゾーパズル!
300ピースのパズルを決められた時間でどれだけ当てはめられるか・・・。
その真剣なまなざしや気迫は、すごいものになってました。
そのあとに、「はい、すぐに壊してみてください」という指示。
「えー!壊すんですか~!」と、あちこちで叫び声が。
早く組み立てるには、どうしたらいいのか。
人数を増やせばいいだけなのか。
せっかく作ったパズルを壊す気持ち、壊された気持ちは、地域づくりに置き換えるとどのように考えられるのか。
「パズルは、枠組みから作った方がスムーズかもしれない。何か物事を作るときは、土台からしっかりとしないとスムーズにいかないのかな」
「一人一人がどの部分を組み立てるか、役割をしっかりすること。そしてよくコミュニケーションを取ること。これが最も大事。人数が多いからいいわけではない。」
「地域や文化などもジグゾーパズルのように頑張って作ったものだから、パズルを壊す時、とっても悲しい気持ちになった」
学生たちは熊本・大分の地震と重なり合わせ、「私たちにできること」を考え出しているようでした。