こども保育コース「特別研究発表会」開催
こども保育コースでは、教員の専門分野に応じて、「子育て支援」「こどもとことば」「こどもと福祉」「こどもと健康」「こどもと運動遊び」「こどもと音楽」「こどもと遊び」の7つの特別研究グループのいずれかに所属して、自分のテーマで学びを深めます。
平成31年3月2日には、その特別研究グループごとの発表会を開催しました。約300名が入る一番広い教室に本学の1年生はもちろん、新年度入学予定者の高校生や保護者の方も出席いただき、盛況な発表会となりました。
研究内容は、アンケート調査やインタビューに基づくもの、自分たちで創作したおもちゃに関するものまで、多岐にわたります。また手遊びや手話、創作楽器での演奏発表もありました。(発表内容は以下をご覧ください。)
2年間の学びの集大成です。緊張の中にも、自信と達成感の感じられる発表会となりました。
【平成30年度 特別研究発表内容】
1.こどもの貧困と教育
2.保育現場における児童虐待の認識について
3.子ども番組が親子に与える影響について
~「おかあさんといっしょ」に焦点をあてて~
4.原発事故による子育てへの影響
~福島県内の保護者、保育者への調査から~
5.ロビーコンサート演奏発表(福島市役所ロビーにて開催された演奏会の再演)
①手遊びメドレー ②手話「手のひらを太陽に」「小さな世界」「世界が一つになるまで」
③創作楽器で演奏「竹で作った楽器」 ④ハンドベル「ミッキーマウスマーチ」「星に願いを」
6.手作りおもちゃと子どもの育ち
7.子どもとメディア漬けの生活を考える
8.連絡帳を活用した保護者支援
9.食の「好き嫌い」と「偏食」に関しての一考察
―自閉症スペクトラム症のF児の変化を通じてー
10.運動会ってなんでやるの?
11.野外活動の必要性
12.子どもの運動不足の懸念と外遊びの提言
13.子どもの花粉症
14.子どもの食物アレルギーへの理解
~食物アレルギーを持つ子どもの保護者と食物アレルギーを持たない
子どもの保護者が互いに配慮できる関係になるために~
会場では、研究成果の展示会場もあり、それぞれの研究内容を見ることもできました。
受付をはじめ、会場準備や発表会の司会進行もすべて2年生が行いました。
お疲れ様でした。
そしていよいよ今週末3月9日は卒業式になります。