学外での活動から保育の学びを深め、キャリアを考える~こども保育コース2年生①
夏休みに入る前の日、こども保育コースの2年生は、認定こども園の見学と霊山こどもの村での体験活動を行いました。その様子を2回に分けてご紹介します。
見学をさせて頂いた二本松市の認定こども園「まゆみぷらす」は、「地域のみんなで子育てを応援する」ことを理念とし、同じ建物の中に子育て支援センターも併設されています。
伺った日も、沢山の親子連れが遊びに来ていて、認定こども園の子ども達とも関わり合いながら自分がしたい遊びを楽しむ姿が印象的でした。
また、園内の至る所に、子どもが楽しめ、成長できる仕掛けが多く、理事長先生や職員の方から、その意図などをお聞きすることも出来ました。
食育も積極的に行われており、この日の給食に出される「ゆかり」を、香りをかいだり、 触感を確かめたりしながら、子ども達が手作りしている場面を見ることも出来ました。
保育教諭がどういった声掛けをしているのか、子どもはどんな様子かなど、じっくりと見ている2年生。実習を数回経験していることもあり、色々な視点から観察していました。
後半は、理事長先生から、幼稚園・保育所・認定こども園の現状や求められる人材についてお話をして頂きました。保育・幼児教育・子育て支援の実践から、新しいライフスタイルつくりと地域つくり、女性が活躍できる地域つくりなどを目指すなど、今だけではなく、先を見据えた取り組み、考え方は、卒業後にも役立つお話で、学生にとって新たな発見もあったようです。