こども保育コース~特別研究~庄子佳吾先生~
今回はこども保育コースに今年4月に赴任した庄子佳吾先生のご紹介です。
庄子先生はこれまで「青少年自然の家」で知られる国立青少年教育施設や保育者養成校の教員として勤務し、子どもたちと自然体験を通じて教育、研究に取り組んできました。
今回の授業では、本学から徒歩10分の場所にある福島市を代表する信夫山に向かいました。 そこで実際に子どもが、楽しみながら自然体験をできるゲームを二つ行いました。
一つは「フィールドビンゴゲーム」です。ビンゴカードに書かれた「きのみ」「みずのおと」「チョウ」など様々な自然を探していくゲームです。学生たちは先生の指導のもと、子どもたちと体験する際の楽しみ方や注意点を意識しながら自分たちで行いました。
二つ目は「自然で遊ぼう!!めだまっちを探せ」です。こちらは自然にあるものに目玉シールを付けるだけで、不思議な生き物に見えてくるという遊びです。
どちらもシンプルですが、大人でも真剣になってしまうほど楽しく自然体験できるゲームでした。
そして改めて本学のある福島市が、いかに素晴らしい自然に恵まれているところかを実体験できる内容でした。
庄子先生の自己紹介にもある『自然の中では、子どもたち一人ひとりが心を開放し、心ゆくまで遊び、心が震えるような体験をすることができます。そして、このような幼少期の体験は、その後の豊かな心や身体の育ちを支える「人生の根っこ」になります。』という言葉通りのことを実体験する授業になりました。学生たちが授業の次の日になっても「とても楽しかった。早く子どもたちとも一緒に体験したい。」と話していたのが印象的でした。
*こども保育コース庄子ゼミの学生たちです。