2か月ぶりの「さくらっこ広場」に元気に学生たちが参加しました
今日は、小麦粉粘土を準備することにしました。作り方は、スマホで検索しながら、自分たちで確かめて試作します。食紅を入れて、色も付けられることがわかりました。子どもたちが来たら、一緒に作りながら、遊ぶことにしたいという学生の計画で準備しました。 庭の砂場も、久しぶりに網を開けます。「なぜ、網をかけているか、わかる?」と聞いてみると、各々考えて、「雑草が生えるから」・・「生えてるけど・・」 「カラスが来るから」???
「猫が糞をするからだよ・・砂に穴を掘って糞をして埋めるからね」などと、言いますと「へえ」と新鮮に驚きます。現場の先生たちは、こういうことにも心を砕いていらっしゃるのだね・・なんて言いながら、砂を掘り起して、日光に当てながら、柔らかくしてくれました。
こちら、早速始めたのは、4年生のHくんです。Hくんは「調合」「混ぜる」ことにとにかく集中しています。
食紅やサラダ油も大量に入れましたが、最後のほうは洗剤とか絵具まで、入れていきます。
「混ぜる」「合わせる」その感触を楽しみ、その遊びを通して学生たちの反応や、ちらりと、お父さんの顔色もうかがいます。とても刺激的で面白い遊びなのですね。最初から最後まで、今日はこれに没頭しました。
他ではできない遊びに、本来の子どもらしさが現れます。こんな「広場」にしたいと、いつも思っています。
こちら、Kくんも、最初から最後まで、小麦粉粘土で遊びきりました。次々作っていったのは、今人気のアニメのキャラクターなのだそうです。学生は、よく知っていましたが、私はさっぱりわかりません。実は、お母さんが熱心に毎回見ているのだとか・・お母さんは「こんなに集中して遊んでいるのを見たことがありません」と感激です。
学生は、Kくんのストーリーを聞きながら、一緒にその世界に入りこんでいました。
こちら、弟のSくんです。最初、ちょっと困ったように周りを見回していました。学生が、犬のぬいぐるみをもって、誘ってみたそうです。そのあと、一緒におもちゃで遊び始めることができました。安心できる相手かどうかをちゃんと確かめているのですね。学生にも「あっぱれ」です。
今日も、とてつもなく元気で愉快な二人組です。
最初は、虫捕りをしました。大きなショウリョウバッタなど、何匹も捕って、お父さんに見せました。そのうち、自分たちで作ったルールで鬼ごっこを始めたそうです。若い学生たちですが、「すごいスタミナです!!すごすぎます!!!」と、今日も言っていました。
子どもたちのエネルギーに背を押され、学生たちも真剣に遊びの世界を一緒に楽しむ、学びの時間が作られています。後期も、また一緒に楽しみましょう!