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こども保育コース 花びらで和色の染め物を体験しました!


こども保育コースの1年生が課外活動の一環にて、花の盛りを終えたツツジの花びらで染め物にチャレンジしました!
新緑の時季に赤、白、ピンクとさまざまな色で輝くツツジ。今回は、花が大きく色鮮やかなオオムラサキツツジの花びらから色を抽出しました。

きれいに水洗いをし、ボウルにお酢を入れて浸すと、花びらに含まれる赤系の色素「アントシアニン」が抽出されます!
絞って、染めて、乾かしてみるとどうでしょう?

染め液と比べると淡く、優しい色に染め上がりました!
子どもたちとであれば、「染める」という目的だけでなく、花びらを集め、手で揉んで、絞り、布を染めるという過程自体がワクワクにあふれるあそびになりそうです。
保育現場でも色水遊びを楽しみながら、子どもたちと自然ならではの色の美しさにふれる機会が作っていきたいですね!

なお、和の伝統色で「躑躅色(つつじいろ)」とされるのは紫がかったあざやかな赤色のツツジを指すそうです。
清少納言は『枕草子』の中で躑躅色を冬の下襲(したがさね)に合う色とあげていますが、
学生は毎日のお弁当包みなどに活用するそうです。

※写真では撮影のため日差しの下で干していますが、花びら染めは日光に弱いため、通常は陰干しします。

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