子ども、保護者に寄り添う保育者を目指して~「保育・教職実践演習」の紹介~
こども保育コース2年生の後期科目に、「保育・教職実践演習」という科目があります。
この科目では、実習や他の科目等で得た力を確認すると共に、保育現場における実践力をさらに高めるための内容を行っています。
15回の授業時間で、クラス運営に関することや、要録、計画作成の確認、保育現場の先生による新任保育者としての心構えや仕事の遣り甲斐についての講話など様々なことを行いますが、間もなく保育者となるという意識が高まっているためか、授業を受ける2年生の姿もイキイキして見えます。
12月の授業では、担任になったと仮定し、クラス便りの作成に挑戦しました。お便りを作成するクラスの年齢、月、内容などを考え、PCや手書きで書いてみましたが、「どういった文章にすれば読む側が理解しやすいか」、「どのような内容を入れると、保育者の意図が伝わるか」など、実際書いてみると難しさを感じた学生もいたようです。
保育者が子ども、保護者に寄り添うための時間、場、ものは沢山ありますが、クラス便りもその1つ。単に「書けば良い」ではなく、相手のことを考えながら作成する必要性を、それぞれが実感できた機会にもなりました。