特別研究「こどもと健康」～運動遊び指導～【かわうち保育園編】①

少しずつ復興の兆しを見せる川内村。それでも未だ4割の住人の方々が避難しており、帰還していません。
その川内村の唯一の保育施設である「かわうち保育園」で、ゼミ生4名が「運動遊び指導」を行いました。
前半は1～3歳児を対象に、考案した「どりーぷ体操」を導入に入れ、主活動に「新聞遊び」を行いました。
はじめは「お姉さん先生」の話を「目」と「耳」でよく見てよく聴いて新聞紙をビリビリに破ります。

そしてあっという間に、ビリビリに破いた新聞紙はお遊戯室いっぱいに広がりました。

すると、こども達の目はたちまち「輝き」、室内をぐるぐると走り回ったり、中には「前転」を行う子どもも。少し落ち着くと、新聞紙を集めては丸めてボールにし、「お姉さん先生」と投げっこがはじまり、次第に「当てっこ」に発展したり、また、天井に向かって「高く」投げる動作も引き出されたり、子どもたちは自らの「興味・関心」に基づいて多様な動作を引き出しながら「自由」に遊んでいました。
1歳さんも「しっぽ」を付けて喜んでいました。

そしてあっという間に時は過ぎ・・・。お片付けの時間になりました。お姉さん先生が持つ袋にみんなで新聞紙を集めて最後は「大きなボール」になりました。