「食彩カレッジ」野菜と果物を使ったおやつクッキング教室~シュワシュワ&ふわふわスイーツ
福島市のこむこむ館と桜の聖母短大食物栄養専攻による「食彩カレッジ」が、7月24日(日)に開催されました。第2回目となる講座の担当は、食品学・食品加工学が専門の市川優先生でした。メニューは、ムラサキイモによるきれいなパープル色の「シュワシュワラムネ」と、桃(暁星)とプラム(ソルダム)を使ったピンクとオレンジの「ふわふわのギモーブ(マシュマロ)」でした。
講座の内容がとても魅力的なことと、夏休みに入ったばかりということもあり、申し込み者多数の中から抽選で選ばれた9名の小学生たちが、元気に参加してくれました。市川ゼミの2年生たちも、実際にこどもたちへの食育クッキング企画を体験できるため、運営に携わりました。
ラムネ作りでは、粉砂糖・重曹・クエン酸・紫イモパウダー・水を、計量スプーンやスポイトを使って量る経験をしました。途中で、理科の実験のように、重曹とクエン酸の配合によってpHを変化させる体験もし、こどもたちは色の変化にびっくりしていました。ラムネの材料をよく混ぜて型を抜いて乾燥させたら、あっという間に完成!自分のラムネを口に入れたこどもたちは、甘くて酸っぱくてシュワシュワする食感に、嬉しそうな笑顔をしていました。
最後に、冷蔵庫で冷やし固めておいたギモーブ(マシュマロ)を、こどもたちが包丁でサイコロの大きさに切り分け、お皿にてんこ盛り!小さな口に、ふわふわをいっぱいほおばり、みんなで美味しくいただきました。
学生たちは、準備・片付け・こどもの調理のサポートはもちろん、食材の説明やクイズなども担当し、大活躍でした。次回は10/23(日)、絵本『ぐりとぐら』のかすてらをみんなで作る食育講座です。